HOME > ニュースページ > 環境問題 > 詳細

13年ぶりに深刻な黄砂 北京を襲う

2015年04月17日

【新唐人2015年04月17日】中国の北京市は15日の夕方から、13年ぶりとなる強烈な黄砂の砂嵐に見舞われ、深刻な大気汚染が発生しました。

 

北京市内の浮遊粒子状物質、PM10の濃度は1立方メートルあたり1000マイクログラムを超えました。一部の道路では、黄砂の砂嵐に8分間覆われて、見通しが1キロ以下になりました。

 

これについて市民は「黄色い暴力だ」と述べ、体重の軽い人は外出する際、重りも持つようにと提案しています。寿命が10年縮まるほどの汚染だと表現する市民もいます。

 

当局は1時間後、大気の汚染は中程度だとし、マスクの着用などを促す警報を解除しました。しかし実際には、その4時間後までPM10の濃度は深刻な汚染のレベルでした。

 

データによると、中国北部は今年、黄砂の襲来が去年の同じ時期よりも多く、これまですでに少なくとも6回、見舞われています。今回の砂嵐は、北京はもとより、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、東北地方など他の地域にも深刻な影響をもたらしました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/04/15/a1191029.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

トップページへ